こんにちは アメフレックです!
エンジニアリング本部では、
冷凍食品工場の冷却設備の設計・施工を手掛けています。
安全でおいしい冷凍食品をつくるためには、
食品の特性にあわせた凍結環境をつくることが必要です。
合わない環境・条件で冷凍してしまうと、菌が繁殖する恐れがあったり、
解凍して食べるときにおいしさが失われてしまったりするんです。
冷却設備の設計では “ 決められた時間で目標温度まで冷却するために
どれぐらいの冷却能力が必要か” を計算します。
そして、より正確な冷却負荷を計算するために行うのが「食品凍結試験」になります。
では、「食品凍結試験」のようすをのぞいてみましょう!
今回、サンプル食品として使用するのは『ホットケーキ』。
粉と水だけで作ることができて水分量の変化が分かりやすい
& 試験後おいしく食べられてムダにならない!という理由で選んだそうです^^
ホットケーキミックスと水で生地をつくり、焼きます
急速凍結庫を庫内マイナス38℃に予冷
ホットケーキを庫内へ
庫内温度が上がってしまわないよう、手早く作業します
庫内温度が上がってしまわないよう、手早く作業します
凍結後の温度はマイナス30℃
短い時間で 非常に低い温度まで凍結することで、
家庭用の冷凍庫で凍結するよりもおいしさがキープされています。
このあと、温度変化などの試験データを分析し、正確な冷却負荷を計算していきます。
安全でおいしい食品製造において重要な冷却設備。
今回は「食品凍結試験」というソフトな一面を通して
エンジニアリング本部の お客様のご要望に応える設備の実現にむけた
取り組みをご紹介しました。